冷間圧造用鋼線

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冷間圧造用鋼線とは

冷間圧造用鋼線とは冷間(常温)でボルトやナット、ギアなどの部品に加工される鋼でリング状に束ねた線(コイル)を言います。冷間での加工は高い精度で加工ができ、生産性が非常に優れています。その反面、鋼線は過酷な加工となるため、強靱で割れない、折れない、加工しやすい材料が要求されます。特に名北工業で扱う冷間圧造用鋼線は、自動車のエンジン周りや足回りなどの重要保安部品や航空機部品など、人の命に関わる重要な部分に多く使用されるため、高い品質が要求され、それに応えた製品を提供しております。

私たちの暮らしのこんなところに使われています。

業界の流れ

業界の流れ
  • 世界一の品質を誇る神戸製鋼所の冷間圧造用鋼線が名古屋港より名北工業に運ばれてきます。
  • 名北工業ではお客様が要求する品質を満足するために品質工程設計を行い、熱処理、酸洗皮膜、
      伸線の加工工程を組み合わせて、品質の安定した製品を作り込んでおります。
  • 製品はお客様である部品メーカー様で、ボルトやナット、ギアなどの部品に加工されます。
  • 加工された部品は自動車や航空機などへ組み込まれ、お客様へ提供されます。

名北工業の冷間圧造用鋼線

名北工業は以下のような幅広い鋼線を、お客様のニーズに合わせた品質設計と、多品種少量・短納期の柔軟な供給体制でお客様にお届けしています。

No. 鋼種 サイズ 皮膜
1 炭素鋼 φ2.0~φ53.0㎜ リン酸亜鉛+金属石鹸 被膜
2 ボロン鋼 リン酸亜鉛+石灰石鹸 被膜
3 合金鋼 石灰石鹸 被膜
4 合金鋼(高強度) MPFコート(非リン被膜)
5 アルミニウム 別途ご相談承ります
6 ステンレス